2017年04月10日

保存と維持(ちょっと真面目な話)

本日滋賀県の某所に放置されているSLを撮影してきました
実は12~3年前からここにこのSLが放置されているのは知っていましたが撮影はしてきませんでした

このSLは昔、多賀SLパークという蒸気機関車ホテルとしてこの地にやってきてあえなく閉鎖し
そして30年以上ここで放置されているという
IMG_2605.JPG
もう朽ち果てそうな車体ですが実は昨年あたりからこの個体を復活させようという運動が
地元で沸きあがっている、専門家に調査を依頼したら「走行可能」の可能性もあるとか

外見は朽ち果てていますがボイラー関係は意外と傷んでいないのか?
しかしその後の続報が全く入ってきません、このままだと解体処分の可能性もありますね

調べてみるとこのSLはD51−1149号という事で現存している中ではD51のラストナンバーにあたるそうです

車番プレートなどは出鱈目な模造品がくっついていましたがそれすら盗掘されています
謎の鳩マークも入っているし下周りを見てみると錆で部品が朽ちていました
IMG_2607.JPG
もし寄付金が集まってこのD51が復活したとしてその後はどうなるんでしょう?
言っちゃなんだがこの辺りには何もない、多賀大社はありますがそもそもSLの集客には繋がらないでしょう

冬は雪も積もります、外見を復活させたとして野ざらし状態ではまた傷むだけです
ではせめて簡易な屋根を・・・とか考えていくと保存から今度は維持費用が掛かってきます

これはこの件だけではなく各地で問題になっている事、建造物などの保存維持を声高く叫んでも
それを維持管理していく覚悟がない限りそれは今後地域の不良債権になる

出来れば歴史的なものは後世に残していくのが今を生きる世代の役目なのですが
何の勝算もなく寄付(クラウドファンディング)が成功すると思わない事です

それ相応の求心力が無い限りお金と人は集まりませんから

IMG_2611.JPG

posted by 園長 at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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